芸術鑑賞会を行う3つの目的

スポンサーリンク

今回は、芸術鑑賞会を行う目的について書いてみたいと思う。

オペラ座

これまでに、私は、音楽の教師として教壇に立ち

「授業内でできることには限界がある」

ということを、何度となく痛感してきた。

そんな中、芸術鑑賞会は
学校の授業でできる限界を超えてくれる
貴重な行事である。

しかし、その行事の実態を見てみるとその多くが、
毎年の惰性であったり、授業が休みになることによる生徒の息抜きの日になっていたりする。 

それでは、芸術鑑賞会の目的とはいったい何なのだろうか?

1.一生に一度しか出会わない芸術と出会う場

音楽子ども

やはりこれが一番大きい。

学校の授業で映像を見せたり、CDを聞かせたりしても、
そこでわかるのはその芸術のほんの一部である。

実際に足を運んで目にすると、その緊張感や空気感など
芸術は五感全てで感じるものだということが分かる。

それを踏まえた上で、子ども達には芸術の面白さを知って欲しい。

ある芸術に関して、
ただ映像だけを見て、「こんなのつまらない」と子どもが判断することは、
これからの長い人生を生きる上で、とても悲しいことである。

芸術鑑賞会には、そんな印象を一度に変えてしまうかもしれないだけの
凄まじい価値がある。

2.自分の進路決定に役立つ

芸術との出会いと同時に、 実際の鑑賞会で生徒が目にするもの。
それが演奏者 (演者)である。

ヴァイオリン奏者

——————————————————————

たとえば、オーケストラ。

音楽に興味のない子どもからすれば、「オーケストラ」など何の魅力も感じない集団だろう。

しかし、芸術鑑賞会直接その演奏を聴き、少しでも心が動かされると、

「ここで弾いている人は一体どういう人なのだろう」 

と演奏者にも興味がわく。

——————————————————————

何かひとつの道を極めた人というのは
どんなジャンルでも魅力的だし、その人から学ぶことも非常に多い。

芸術鑑賞会を通して子どもが出会う人間の多くは、

「何かの道に魅了され、その芸を極めた人」

ということになる。

そういったプロフェッショナルとの出会いは、
今後、子どもたちが生きていく、進路を決めていく上で、貴重な体験であることは間違いない。

3.異なる価値観を認める姿勢を身につける

ある芸術は、何かひとつの点に特化した世界であると言える。

音楽なら音に
演劇なら台詞に
バレエなら踊りに…

バレエ

人それぞれ考え方が違うように、芸術にもそれぞれ“核”が存在しており、
互いにその“核”を尊重し合うことで芸術は昇華し続けている。

これは、人の場合も同じで、
異なる考えを尊重しあう中で、自分自身の考え方も広く強く成長していくのではないだろうか。

何かに特化した芸術に触れ、その良さを理解しようとする姿勢は、

他者を尊重する姿勢を身につけて、異なる価値観を認めることにもつながる。

まとめ

ここまでをまとめると、芸術鑑賞会3つの目的は、

 1.一生に一度しか出会わない芸術と出会うことで、子どもの心を育てる。

 2. 演奏者の生き様に触れることで、自分の進路決定に役立つ。

 3. ある点に特化した芸術に触れることで、異なる価値観を認める姿勢を身につける。

ということになる。

しかし、実際の芸術鑑賞会をここまで有意義なものにするためには、
ただ、鑑賞内容を決めて、鑑賞日を決めて…鑑賞。
というだけでは、どうしても不十分であり、この目的を果たすことも難しくなる。

それでは、この3つの目的を果たすために必要なことは一体何なのか?

次回は、「芸術鑑賞会をより充実したものにするために」
ということに焦点を当てて書いてみたい。

芸術鑑賞会をより充実させるために必要な「事前学習」

—————————————————————————–
芸術鑑賞会でお悩みの先生方へ

東京藝術大学の卒業生によって結成された管打楽室内合奏団。
教員免許を持ち、小学1年生から高校3年生までの指導経験をもつ
代表が学校の特色に合わせた芸術鑑賞会
を提案・企画しております。

どのような企画が良いのかわからない。など芸術鑑賞会についてお
悩みの先生はぜひ一度お問い合わせください。

芸術鑑賞会についてのご依頼・ご相談・お問い合わせはこちらから

     バナー(280×100)パターン4
  東京藝術大学卒業生による管打楽室内合奏団
    Ensemble Levent
     ~アンサンブル・ルヴァン~
—————————————————————————

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする