先日、とある知り合いのトランペット奏者がツイッターで取り上げて知ったアプリがあります。
それがこちらの「TEチューナー」というアプリ。
TonalEnergyチューナーとメトロノーム
TonalEnergy, Inc¥480posted withアプリーチ
実際に使ってみて、有料のアプリにはなりますが、それだけの価値のあるなかなか優れたアプリだと思ったので、ご紹介したいと思います。
「TEチューナー」を使ってできること
このアプリ、
・チューナー
・サウンド(基準音を出す)
・メトロノーム
・分析
・録音&録画
と様々な機能がついていて、できないことはないんじゃないかというくらい優れたアプリになっています。
管楽器奏者にとってありがたいチューナーアプリ
このアプリ、声楽や、ギターなどの撥弦楽器はもちろんのこと「管楽器奏者」のことを考えて作られている点がとても貴重だと感じました。特に、管楽器奏者に嬉しいと感じるのが、
・純正律と平均律の切り替え
・楽器別に違う音色での音出力
の2つ。
こういった細やかな気配りから見ても、吹奏楽部の活動に非常に役に立つアプリだと感じます。
次に、このアプリのたくさんある機能の中でも、特に他のチューナーアプリにはない利便性を感じた「サウンド」と「分析」機能についてご紹介します。
幅広い音域とハーモニーづくりに役立つ「サウンド」機能
この機能を使うと、
・それぞれの楽器の音色での音出力
・複数音(1~12音)を重ねた音出力
ができます。しかもそれぞれで、純正律⇄平均律の切り替えもできるため、例えば
「ホルンでFメジャーのハーモニーを純正律で鳴らしてみる」
といった、具体的な音のイメージを簡単に出力し、聴くことができます。
また、音域の幅も9オクターブに渡っており、それぞれの楽器の音域をしっかりとカバーされているのも素晴らしいです。
音を視覚化できる「分析」機能
次に「分析」機能のご紹介です。このアプリで特に面白いと感じたのがこの機能で、この機能を使うと、
・音の「波形」をみることができる
・音程の細かい変化をみることができる
といったことが可能になります。
例えば、
「アクセントの時の音形はどんな形なんだろう」
「自分の音の立ちあがりやリリースはちゃんとまっすぐになっているだろうか」
といったことを、視覚的に見ることができます。
そして、この分析機能は自分の音を見直すのにも役に立ちますが、指導などにいった際に、生徒さんに目でみて音の違いを感じてもらうことができるので、指導現場でも非常に重宝しています。
まとめ
有料のチューナーアプリ「TEチューナー」をご紹介しました。
ストアにも、たくさんのチューナーアプリがありますが、その中でも頭一つ飛び出た素晴らしいアプリだと思います。
有料のアプリにはなりますが、普通のチューナーやメトロノームを買うよりは断然安くて機能も豊富ということを考えると、買って損はないアプリです。
興味のある方はぜひ購入して使ってみてくださいね。
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