【演奏会】ミューゼシード25周年記念コンサート

本日はこちらのコンサートに
スタッフとして関わらせて頂きました。

ミューゼシード25周年記念コンサート

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日頃からお世話になっている
音楽事務所コンセールヴィヴァンの
コンサートシリーズ“ミューゼシード”の
25周年記念コンサートにスタッフとして
参加してきました。

プログラムはこんな感じ。

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なぜかフランス作曲家に寄っています。
各出演者は何も知らなかったそうで
全くの偶然だそうです。
フランスものの華やかさが
お祝いムードに合うのでしょうか。

ピアノ、声楽、管楽器
とジャンル豊かなプログラムとなり
一夜にして美味しいコンサートという感じでした。

それぞれの出演者の方も素晴らしい人
個性に溢れた人ばかりで
まるでフランス料理のフルコースを頂いたかの
ような感覚にさせて頂きました。
スタッフなので客席では聞けませんでしたが…

その中でも特に印象に残った出来事をひとつ。

今日の演奏会で譜めくり
(演奏中ピアニストに代わって楽譜をめくること)
をお二人ほどさせて頂いたのですが、
ピアノ科ではない自分にとって譜めくりほど
間近でピアニストの息遣いを感じる機会は
ありません。

今日も二者二様のピアニストの方だったのですが、

片方は管楽器の伴奏で女性(平尾有衣さん)
もうお一方は声楽の伴奏で男性(山岸茂人さん)
と正反対とも言えるお二人の伴奏を譜めくりさせて頂いて
とてもいい経験になりました。

平尾さんはフルートの川口晃の
伴奏だったのですが、管楽器の曲というのは
往々にしてピアノが難しいのです。
しかも歌詞がない分
アンサンブル的にも
高度なことを要求されることが多く
楽譜を見ながら2人の演奏を聴いていると
まさにお互いのせめぎ合いとも言うような
息遣いを感じることができました。

このライブ感も、実は踏めくりの楽しみかもしれません。

また一方の山岸さんは
ソプラノ歌手の渡邊仁美さんの伴奏だったのですが、
まさかの管楽器よりも楽譜が細かく音数が多いという…。
変に緊張してしまいました。

その楽譜を表情豊かに美しく紡ぎ出す
山岸さんのピアノは本当に素晴らしかったです。
こんなに歌心溢れるピアノがあるのかと
感動しました。

山岸さんはソプラノ歌手の森麻季さんの
伴奏者としても長きに渡って、活躍していらっしゃいます。

そのことひとつをとっても
山岸さんがいかに歌い手にとって素晴らしいピアニストであるかを
物語っているように思います。

今回、ミューゼシードの25周年という節目に関わらせて頂き
僕自身もとても光栄でした。
25というと今の僕と全く同い年ですから
それを考えると、何だが不思議な感じがしました。

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