最近は楽譜を入手するのも実際の店舗だけでなく、インターネットでも気軽に購入できるようになりました。今回は吹奏楽などで使用できるちょっとしたアンサンブルの楽譜を入手するのに良い、楽譜ダウンロードサイトをご紹介したいと思います。
楽譜ダウンロード購入はこんな人におすすめ
・管楽器のアンサンブル楽譜を探している
・急遽アンサンブルの楽譜が必要になったが、買いに行く時間がない
・コンサートで気軽にできるような曲を探している
・ポップスの編曲作品を探している
などにお悩みの方に向けて、ダウンロード購入できるサイトをご紹介しております。
楽譜をインターネットでダウンロード購入するメリット・デメリット
メリット
・欲しい楽譜をその日のうちに入手することができる
・ピアノなど、曲集になっている曲を単品で購入できる
・紙に比べて低価格で入手できる
・パソコンでデータ管理がしやすい
デメリット
・楽譜を手に取って見ることができない
・製本された紙媒体で残すことができない
おすすめの楽譜入手サイト
それぞれの楽譜サイトに特徴があるので、お気に入りのサイトを見つける参考にしてみてください。
@ELISE(アット・エリーゼ)
吹奏楽関連の楽譜も多く扱っている楽譜販売サイト。
メリット
・ズーラシアンブラスの楽譜を扱っている
・管楽器や打楽器のアンサンブル楽譜が充実
デメリット
・ジャンルによっては品数がやや少なめ
@ELISE(アット・エリーゼ)
→http://www.at-elise.com/
ぷりんと楽譜
日本最大級。ヤマハの楽譜ダウンロード販売サイト。
メリット
・圧倒的な品揃え(8万点以上。2017年現在)
・クラシック、ピアノ、器楽合奏の楽譜までジャンルを問わず幅広く扱っている
デメリット
・種類が多い分、目的の楽譜を探すのが少し大変
・吹奏楽向けのアンサンブル楽譜は品揃えが少ない
ぷりんと楽譜
→https://www.print-gakufu.com/
ミュージック・ベルズ
様々な編曲譜やオリジナル出版の楽譜を扱うダウンロード販売サイト。個人での編曲→出版が可能なため、かゆいところに手が届くような作品がある。
メリット
・編成に合わせた編曲作品を多く扱っている
・オリジナルの作曲作品も扱っている
デメリット
・個人での出版のため作編曲のレベルに開きがある
・他サイトに比べると少し値段が高い(1,000円~3,000円程度)
ミュージック・ベルズ
→http://music-bells.com/
IMSLP
海外のサイトで、バッハやベートーヴェンなど著作権の切れた楽譜を膨大な数扱っている。無料でダウンロードできるクラシック専門の楽譜サイト。
メリット
・無料で使える
・著作権の切れた楽譜ならほぼすべて見つかる
・オーケストラや室内楽の楽譜も見つかる
デメリット
・曲名などは英語(原題)で入力する必要がある。
・複数曲ダウンロードしたい場合は待ち時間がある
・楽譜によっては見づらいものがある
・オーケストラの楽譜などは枚数が膨大になってしまう
IMSLP
→http://imslp.org/
Ensemble Levent
演奏団体であるEnsemble Levent(アンサンブル・ルヴァン)が実際に使った編曲譜や販売している管楽器。実際に演奏者の作編曲を扱っているため、いわゆる「いい音がしやすい楽譜」が多い。データ販売にも対応している。
メリット
・実際の演奏者が作編曲しておりいい音のする楽譜が多い
・比較的安価な楽譜が多い
デメリット
・有名な曲は著作権の切れた作曲家が中心
・中高生には難易度が高め
Ensemble Levent
→http://ensemblevent.com/paper
まとめ
個人的には「@ELISE(アット・エリーゼ)」をよく利用させていただきます。特に、ズーラシアンブラスの作品はクオリティの高いものから、遊び心の多いものまで幅広く扱っており、それらの楽譜を1曲あたり500円~600円程度で購入できるのは非常にありがたいです。
その他のサイトも、目的に合わせて使うとどれも便利なものばかりなので、興味のある方はぜひ一度のぞいてみてください。
インターネットを使って、好きな楽譜を購入できるこの時代。うまく利用して目的の楽譜を手に入れてくださいね。
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