たった20日で検索順位を1ケタにした6つのSEO対策

  • 2018年4月29日
  • 2019年3月24日
  • Web関連
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ホームページを作っていて必ずといって良いほどぶつかるのが「SEO」の壁です。ホームページを作っていると

せっかくホームページを頑張って作ったのに、検索しても全然出てこない…

という経験がきっと誰しもあることと思います。

実際に、私自身も今までいくつかのホームページを作って運用してきましたが、狙ったキーワードで検索順位の上位に表示させるためには、それなりの方法が必要だなと感じました。

今回は、そんな今までの経験を元に、とあるピアノ教室のホームページを立ち上げてから20日間で検索順位を1ケタにすることができるようになるまでに私が行った方法を書いておきたいと思います。

あくまで一個人が行なっている範囲でのSEO対策ですので、どこまで専門性があるかはわかりません。ただ、逆に言えば「誰にでもできるSEO対策」だとも思いますので、ホームページの検索順位がなかなか上がらないでお困りの方の参考になれば幸いです。

今回の条件と出た結果

ホームページ:東京都〇〇という街に開いたピアノ教室のホームページ

検索ワード:「〇〇 ピアノ 教室」「◯◯ ピアノ」

検索順位①:「〇〇 ピアノ 教室」→6位(Yahoo),7位(Google)

検索順位②:「◯◯ ピアノ」→10位(Yahoo,Google)

かかった期間:公開から20日間

今回は、作成から公開後順位が上がっていくまで「それなりのスピードで検索順位の上位に表示されるようになったな」という手応えがありました。

そのために行ったことを順を追って書いていきたいと思います。

20日間で検索順位を1ケタにするために行った6つの方法

話をするその前に…

まずは、検索順位をチェックするために必要な2つのツールについて確認しておきます。

※なお、これらのツールを運用するためにもWordPressでのホームページ作成が必要な条件なので、今回は、大前提として「WordPressで作成したサイト」を対象として話をしていきます。

Google アナリティクス

一つ目はホームページの運用には欠かせない、Google アナリティクスです。

このツールは、自分のサイトに来てくれた人の数や、検索したワードなど検索に関するあらゆるも情報を教えてくれるツールで、ホームページの運用を分析するためには欠かせません。

検索順位チェックツールGRC

そしてもう一つ大切なツールが検索順位チェックツールGRCです。

このツールは「検索順位を調べたいホームページ」を「検索語句」ごとに何位に表示されるかを調べてくれるツールになります。

最近では、インターネット上でも簡単に順位を調べることのできるツールがありますが、GRCの優れた点は「グラフを見せてくれる」ということです。

自分のホームページの検索順位の推移を視覚的に確認できるので、SEO対策をする場合にはこちらのツールもダウンロードしておくと便利です。

6つのSEO対策

それでは、これら2つのツールを使って、実際に順位が1ケタ表示されるようになるために行った6つのSEO対策の内容をそれぞれ見ていきます。

有料テーマを選ぶ

今回は、WordPressの「有料テーマ」を使ってホームページを作成しました。

理由は、

1.実際に運営されるピアノ教室の先生がネット関係が得意ではなかった

2.なるべく早くデザイン性の高いホームページを作成したかった

の2つです。特に「SEOのため」という理由ではなかったのですが、結果としてかなりのスピードで検索順位が上がっていったことには、少なからずこの「有料テーマ」の力も感じます。

実際に、別のサイトでは無料テーマでホームページを運用していますが、そのページよりも圧倒的に短い期間とスピードで検索順位が上がっていきました。

ちなみに、使用した有料テーマは、老舗テーマTCDの「LOTUS」というテーマで、公開するまでにかかった日数はおよそ3日程度です。

WordPresテーマTCD「LOTUS」

ホームページのタイトルをSEO的に考えてつける

ホームページのタイトル(今回の場合はピアノ教室の名前)を、SEO的に強いとされる名前にしました。具体的には、最終的に検索して欲しいワードだった「〇〇 ピアノ 教室」というワードに合致するよう

〇〇ピアノ教室+教室名

という名前をホームページのタイトルとして採用しました。

これは、検索順位をあげる上でかなり効果があると思います。逆に、自分の名前だけを使った名前(例:はなこピアノ教室)というようなタイトルだと、どうしても認知されるまでに時間がかかってしまいます。

コンテンツ(中身)を充実させる

ホームページを公開するにあたりいくつか見てもらうページが必要になります。例えば、ピアノ教室のホームページというと、

・コース内容

・料金

・教室へのアクセス

というような内容がすぐに思い浮かぶと思います。しかし、これらのページだけだとSEO的には大きな弱点があります。それは、

文字量が少ない

ということ。

検索順位をあげるためには、検索をしてくれているロボット(=クローラー:掘り出す者)に「このサイトは有益なサイトだね」という風に認知してもらう必要があります。

その時にもっとも大切なことの一つが、

文章量=コンテンツ量

です。ロボットに見つけてもらうためには、ある程度自分のホームページに「見つけてもらうための文章」を書いていく必要が出てくるわけですが、そう考えた時に先ほどあげたような

・コース内容

・料金

・教室へのアクセス

といったページだけだと文章量の乏しいサイトになり、検索ロボットに見つけてもらうことができません。

なので、それらのページに加えで、

・教室理念

・講師紹介〜対話形式

・ブログ

といった「文章でホームページの内容を説明できるページ」を加えていきました。

このように、自分のホームページの中に、「文章をたくさん書けるページ」を置いていくことがSEO的に強いサイトを作るコツだと思います。

とにもかくにも、検索順位をあげるためにはある程度の文章量=コンテンツ量が必須項目となります。

検索して欲しい単語をページに入れる

次に、コンテンツ(=文章)を書いていく際に意識しておくといいポイントとして、

検索して欲しい単語をページに入れる

という点が挙げられます。これもやはりさっきの検索ロボット(=クローラー)がページを探す時に

「このページには検索ワードと同じ単語がいっぱいあるから、きっと関連性が高いに違いない」

と思ってくれるからで、さりげなくそれぞれの文章の中に、検索して欲しい単語を入れておくことも大切です。

ブログを毎日更新する

ホームページというタイプのサイトは、どうしても「静的なサイト」になりがちです。要するに、ブログサイトなどと比べると圧倒的にその「更新頻度が低くなる」ということ。

そうすると、「活発でないサイト=価値の低いサイト」と判断されてしまうため、なかなか検索順位が上がりません。

なので、ホームページにもなるべく「動的なページ」を置くようにするといいと思います。具体的には、「ブログページ」や「お知らせページ」など頻繁に更新するようなページががそれにあたります。

この「動的なページ」を作成して、その部分をなるべく頻繁に更新していくことで、

「このサイトは活発なサイト=価値が高いサイトだな」

と認識してもらうことができるようになり検索順位が上がっていきます。

アドワーズ広告を出す

これは、王道とは少し違った方法になるかもしれませんが、

Googleアドワーズの広告を出す

というのも、検索順位をあげるのに一役買ってくれてる印象があります。

実は、先ほどから出てきている「検索をしてくれるロボット(=クローラー)」はYahooとGoogleで、同じ「Googleのロボット」が働いています。ということは「Googleに好かれていれば自ずと検索順位が上がる」、ということ。

そこで役に立つのがGoogleアドワーズです。

こGoogleアドワーズというのは、「あるワードで検索した時にそれに関する“広告”を表示する」というサービスで、その広告がクリックされると、広告主がGoogleに宣伝費としてお金を支払います。

要するに、このGoogleアドワーズはGoogleにとって「利益が上がるサービス」であるため、Google側もそれなりに力を入れているサービスということになります。

なので、そのGoogleアドワーズを利用することで、同じGoogleの検索ロボットが行っている検索でも多少優位になりやすいのではないかと感じています。

もちろんGoogleアドワーズは、単純な広告宣伝サービスとしても優れているので、SEO対策を抜きにしても何か販売できるものがある場合には、アドワーズ広告はおすすめです。

まとめ

これは、どのSEO対策のページでも必ず言われていることですが、

利用者にとって有益なサイトをつくる

ことが、結局のところ一番大切なのだと思います。

考えてみれば当たり前のことですが、

「一番良い情報が欲しい人」と「一番良い情報を提供するサイト」を結びつける

ためにSEOという仕組みが存在している以上、常に「“その情報”が欲しい人」のことを考えながらサイトを作っていくことがSEO対策としても、最も有効な方法だと感じます。

SEO対策のサイトもたくさんありますが、その数あるサイトの中で、この記事がどなたかの目に止まって役に立ってくれれば幸いです。

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