定期演奏会のシーズンがやってきましたね。
今日は、教えている生徒の高校の定期演奏会を聴きに行ってきました。
吹奏楽部の生徒はとても伸び伸びとした良い演奏をしていたのですが、
家族や同じ学校の生徒の多い客席では
演奏が始まってもずっと話が聞こえていて、
コンサートの雰囲気は少し残念なものでした。
この機会に、自分が高校生の時に定期演奏会を企画していた際に学んだことを
いくつか振り返ってみたいと思います。
“間”を大切にする
うちの顧問の先生がずっと言っていたことがこれ
定期演奏会は普通のコンサートよりも演出が増える分、
“間”があいてしまうと、だらだらとした演奏会になりがち。
逆に“間”を空けるべきところは空けることも大切。
ステージ上で走らない
中高の定期演奏会を聴きに行くと、よく目にするステージ上を走る光景。
抜け出すときも、堂々と。
ステージ上でこそこそする姿はかっこわるい。
身内の演出は工夫が必要
定期演奏会によくある卒業生を送るイベント。
確かに感動的な演出もあるのですが、
これは完全な身内ネタになるので、
プログラムに入れるなら、演出を工夫したいところ。
開演時間・終演時間
一年に一回の大きな演奏会なので、どうしても演奏時間がのびてしまう。
コンサートとしての集中力はやはり2時間が適当なので、
必要以上に伸びないようにしたい。
いくら定期演奏会とはいえ、プログラミングはやっぱり大切。
また、どうしても伸びてしまう場合には開演時間を早くする。
しっかりとエネルギーをかけて臨む
そこに懸けたエネルギーは演奏会の質に比例する。
せっかくの定期演奏会を成功させるためにも、
生徒だけでなく顧問の先生もしっかりと準備をして臨みたい。
いずれにせよ、ひとつの演奏会である以上、学生だろうがなんだろうが、
パーフォーマーとして最高のものを届けることを忘れてはいけないと思います。
それができた上で、中学生や高校生にしかできない演奏ができれば、
部員にも観客にも、心に残る定期演奏会になる。
今回は定期演奏会で悩みの種になりやすい「テーマ」について記事にしてみたい。 実際のプログラミングに使えそうな楽曲の例もあげておくので、テーマを決める際の参考にしていただければ思う。 ※こちらのページについては新しいアイデアを随[…]