東京で暮らすようになって7年が経ちました。
そう考えると結構長い間東京に住んでいるんだなと思います。
さて突然ですが、8月4日から7日まで指揮をしている高校の合宿で
山梨県河口湖まで行ってきました。
合宿はとても充実しており、中身の濃い4日間をすごすことができました。
今回記事に書きたいと思ったことは、
“自然”についてです。
高校時代まで、
広島に住んでいたころには、いつでも山が見える環境だったのですが、
都会に住むようになっては、なかなかそうはいかなくなりました。
見える自然と言えば、街路樹程度です。
そのことを特別意識したことはなかったのですが、
今日合宿から帰ってきて、一番最初に感じたことがそれでした。
私だけかもしれませんが、
周りを自然に囲まれているだけで、心に余裕が生まれる気がします。
実際合宿中は
夕暮れ時などに部屋で一人で何もせずにいても
ぼーっとしていられるのですが、
都会に戻ってきた途端、それができなくなってしまいました。
この感覚は少し伝えづらいのですが、
なんとなく常に何かに追われているような感じがするのです。
この4日間で久しぶりに壮大な山や湖を見て
月並な言い回しですが、
人間ってちっぽけな存在だな
と思ったと同時に、
人間には自然が必要なんだな
と思いました。
都会に住んでいて怖いのは、
自然を失った結果人間が余裕を失ってしまうこと
以上に、
気付かないうちにその感覚に慣れてしまい
ひどい場合にはその感覚を思い出せなくなってしまうこと
なんだろうと思います。