【一人旅】大阪周遊記

  • 2016年2月19日
  • 2018年4月21日
  • 日記
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大阪に行ってきました。

お隣の京都には母方の実家もあるのでよく帰るのですが、
大阪には意外とちゃんと行ったことがなかったので、
仕事の休みを利用して1泊旅行してきました。

行きも帰りも夜行バス。夜も梅田の満喫で寝るという
かなり若さあふれる旅でしたが、
初めての大阪はなかなか楽しい発見にあふれていました。

初日は大阪の友達と一緒にUSJへ。

個人的には久しぶりのUSJでしたが、

きゃりーぱみゅぱみゅ、進撃の巨人、エヴァンゲリオン
などの日本文化をテーマにした一画があったり、

今話題のハリーポッターのアトラクションがあったりと、

以前行ったころに比べたら色々と様変わりしていて、楽しかったです。
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きっと儲かっているのでしょう。笑

そして、最後に乗った“ハリウッド・ザ・ライド”では、
一番先頭の席で小雨の中を走るという
なかなか印象的な演出になったため、記憶に残る締めくくりとなりました。

そして2日目。

この日は一人でぶらぶらと大阪探索。

ルートは鉄板の

道頓堀・なんばグランド花月

大阪城

通天閣・新世界

そのどこへ行くのも電車15分くらいで行けてしまうので、
大阪って意外と小さい街なんだと思いました。

朝、満喫を出て道頓堀に着いたのが10:50、
駅中にあった本屋さんで道頓堀のスポットを探したら
あのなんばグランド花月があるということで、
せっかくの機会なので見に行くことに。

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昼の公演が11:00からだったので絶妙なタイミングでした。
2時間半の間に漫才・コント・落語・新喜劇と全ての笑いがつまっており、
終始笑っていて、笑い疲れました。

当日のプログラムはこんな感じ。

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キングコング
のりおよしおを生で見ることができたのはラッキーでした。

その中でもキングコングの二人はまさに息をもつかせないような漫才で、
とても面白かったです。

その他、この時に感じた大阪人の印象などはまた別の記事に…

朝からひと笑いした後は、
道頓堀に行き十八番のたこ焼き551の肉まんを食べ歩く。

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グリコの写真も無事に取れたので道頓堀を後にして
大阪城へ。

大阪城に着いたのが15:00過ぎ。

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近づくにつれてその姿を確認できましたが、まず最初に驚いたのは
城そのものより外堀の深さです。

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外堀ひとつとってもかなりの深さで、
これだけのものを人間の力だけでつくったのかと思うと、
改めてその偉大さや威圧感のようなものを感じ、感動しました。

これは大阪場全体について言えることですが、
堀の深さや城門の大きさなど、
ひとつひとつのスケールの大きさには終始圧倒されっぱなしでした。

そして城内に入ると、普段一般公開されていない

多聞櫓・千貫櫓・焔硝蔵

の3つの重要文化財が見ることができるらしい。

これも何かの縁だろうということで、見て回ることに。

多聞櫓(たもんやぐら)
これはお城の門の上にある櫓で、入ろうとする敵を攻撃したり
戦にそなえて仮眠するための部屋があったりします。
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門の上の部分が多聞櫓です。

中はこんな感じで廊下のようになっています。
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これはちょうど門の上から見下ろしたところ。
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ここから門を通ろうとする敵に向かって槍を落とします。
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千貫櫓(せんかんやぐら)
これもやはり堀を越えて入ってこようとする敵を打ち落とすための櫓で
銃を撃つための穴や、堀の垣に石を落とすための穴があいていたりします。
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焔硝蔵(えんしょうぐら)
これはいわゆる火薬庫で、ほかの櫓とは違い全面石で作られていたのが印象的でした。

(外観)
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(内観)
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入場終了まで時間がなかった(文化財への入場は16:00まで)ので、駆け足で見て周りましたが、
個人的にはこの後に入った大阪城の天守閣よりも
その時代の空気や、城としての存在感を感じさせる厳かな雰囲気を味わうことができ楽しかったです。 

おすすめです。 

その後、天守閣にも行きましたが
現在の大阪城天守閣は鉄筋コンクリート製ということもあり、

どちらかというと建築物的な価値よりも、
歴史的な展示品や紹介を行う資料館的価値が高い気がしました。 

そして、天守閣の展望台から臨む大阪の町は
豊臣秀吉が見た景色
(実際には徳川家康が秀吉の城の土台に土をもったため秀吉のが見た高さはもう少し低かったらしい) 
を見ることができて、やる気をもらいました。
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今年は申年なので秀吉にあやかって私もがんばりたいと思います。
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そこからまた電車で15分ほど移動をして通天閣を見に新世界へ。
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小腹が空いていたので、着いてすぐに横綱の串かつとハイボールで独り酒。

そのままほろ酔い気分で通天閣へと向かいました。

こちらの展望台からの景色(夜景)は大阪城からの景色とは
また違った、大阪の人息遣いを感じることのできるような景色でした。

そして、展望台にはあの幸福の神様ビリケン様もまつられており、
幸せを分けて頂けるようお願いして参りました。
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ひとしきり大阪の夜景を堪能した帰り道、
そういえばお好み焼きを食べてなかったということで、
本通りにあったうさぎというお好み焼き屋さんへ。

中も見えず年季の入ったのれんでしたが、
広島出身の経験として、こういう土着のお店の方が惹かれます。

勇気を出して中に入り、豚玉を注文。
当然広島のお好み焼きとは違うわけですが、
濃い目のソースが生地によく合ったとても美味しいお好み焼きでした。

そして最後は梅田に戻り、夜行バスの時間まで満喫で時間をつぶして帰京。

短い時間ではありましたが、2日間の旅でかなり大阪を満喫することができました。

大阪の空気は、あきらかに東京とは違う空気でしたが、
個人的にはとても居心地よかったです。

大阪と東京の大きな違いのひとつに、

街が人に愛されている

ということがあるように感じました。

もちろん東京にも東京のことを愛している人はいると思いますが、
そうではない、ビジネスライクな人も多い。 

それに対し、大阪は街自体がそこに住む人々に愛されている。

そしてそれが、観光で来た人にも伝わるから
大阪は街として人気が高く、魅力的なのだろうと今回旅をしてみて思いました。

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