音楽家・演奏会用ドレスショップ「ツイード」と3つの魅力

女性音楽家が必ずといって良いほど一度は悩んだことがある「ドレス」

本番で何を着るのか、曲に合わせて変えたり共演者に合わせて変えたり…

男性奏者はブラックスーツや燕尾服など、演奏会の衣装もある程度決まっていますが女性の場合一口にドレスといっても色もデザインも本当に多様です。しかもお値段も決して安くはないのでできれば良いものを納得して買いたいですよね。

仕事柄多くの女性演奏家の方ともお話しする機会があるのですがその中で最近よく耳にするようになったドレスショップ「ツイード(TWEED)」さんについてこの記事ではまとめてみます。

新しくドレスを買うにあたって「ツイード」というお店が気になっているんだけど…という方の参考になれば嬉しいです。

店舗情報

かく言う私も先日知人がドレスを購入するということで行ってまいりましたドレスショップ「ツイード」。

お店は大阪市街からほど近い「堺筋本町」駅にあります。行ってみるとわかりますがこの辺り一帯が日本有数の繊維街「船場」として栄えており、ツイードの入っているビルには他のドレスショップや衣類店が軒を連ねていました。

元々は卸会社だった

ツイードは1983年創業と意外と歴史の古いお店だそうです。元々は衣装の卸売を専門にしていたのが今では実店舗も構えて販売しており、店舗では取扱商品のほぼ全てを実際に見ることができます。

ツイードの魅力

そんなドレスショップ「ツイード」。実際にお店で購入してみて感じたその魅力をまとめてみます。

ちょうど良い価格設定

気になるドレスの価格帯ですが、およそ3万円〜6万円くらいが平均価格です。

ドレスは安すぎても心配だし、かと言って高級店だと10万円以上のものも多く手が出しづらいと言う中でこの価格は非常に魅力的だと思います。

また口コミなどを見ても「価格の割にデザインや素材が良い」と言うコメントが多くコストパフォーマンスの高さが魅力の一つになっていることがわかります。

サイトに用意された豊富な写真

ツイードが近年なぜその名前を耳にする機会が増えたのか、それはおそらくインターネットに力を入れたからだと思います。

実際に、ツイード公式Webページを見るとわかりますがドレス1着ごとその写真の数や細かさが目立ちますし、サイト自体の雰囲気も1983年創業の老舗とはとても思えない今風でおしゃれな感じにまとまっています。

1着のドレス辺りおよそ20枚以上のイメージ写真がありサイトだけでもかなり具体的なところまでイメージができるようになっています。

オーダーメイドが販売価格と同じ

個人的にはこれが一番すごい魅力だと感じました。

ツイードで扱っているドレスのサイズは7号、9号、13号が基本になっていますが着る人に合わせた個別のオーダーを販売価格と同料金で行ってくれるのです。

具体的には「サイズ」「カラー」の2種類を本人に合わせて既存の「ドレスデザイン」から仕立て直して作成してくれます。

公式カタログより

多少であれば「裾切り」すれば良いかなとも思ったりしますが、それだとやはりドレス全体のバランスがおかしくなってしまうのでやはり最初からオーダーして仕立ててもらうのが一番だと思います。*裾切りの場合は別料金発生

今回もその場で試着した上でちょうど良いサイズがなかったので仕立ててもらうことにしましたがその場で工場に問い合わせてくださり親切に対応いただきました。

やはりせっかく悩んでドレスを買うのなら既成のサイズではなく自分の身体に合ったものの方が絶対に良いですよね。

ちなみに仕立て直しの時期(納期)に関しては20日〜30日程度が多いようです。

こんな口コミがあるけど実際は?

今回、ツイードを訪れるにあたり私自身も口コミを調べてから訪問しましたが、中には少し不安になってしまうようなものもありました。

特に心配になったのが「店員さんの対応」について。

とても嫌な態度を取られた、とか怒られてしまった

というような内容の口コミがあったのですが実際にお店に行ってみるとそういうことは全く感じませんでした。

とても気さくで親切なお店の方に対応していただき結果的には当初検討していたものより良いものを購入できたように思います。ただ少しだけ注意しておくと良いのは

・予めサイトで見て欲しいドレスの目星をつけておく(品数が多すぎて陳列には限界があるため)

・過度な接客を期待しない(元々は卸発の店舗)

・自分のイメージをしっかり伝える(大阪の店員さんは商人気質、判断がはっきりしてるため)

の3点です。

「ドレスショップ」というとどうしても高級そうな店舗や接客をイメージをしてしまいがちです。しかしツイードに関してはあくまでも卸発のドレスショップということを念頭に置いた方が良いと思いますし、高級店に買い物に行くときのような接客をしてもらおうとこっちが思っていくのはむしろおこがましくさえ感じました。

店舗の面積や最小人数でお店を切り盛りしているからこそ「価格」や「品質」でお客さんに還元してくれているのだと思います。

まとめ〜センスを感じるドレスショップ「ツイード」

実際に行く前には4〜5着ほどデザインを絞ってからお店を訪れました。

しかし、いざお店で試着してみるとほぼノーマークだったドレスが結果的に一番良くそれを仕立ててもらい購入しました。

ツイードは店舗で直接購入する以外にも、通販で買うことができる手軽さがその魅力の一つではありますができればやはりお店に直接行ってみることをおすすめします。

そうすることで新しい発見があったりお店の方から直接アドバイスもいただけたりしました。

私も今回、初めて知人の購入で付き添ってツイードに足を運んだのですが総合的に見ても非常にコストパフォーマンスの高いお店だったと思います。

ドレスをこれから購入される際にはぜひ候補の一つに考えてみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

ちなみにツイードには子供用のブランド「ツイードキッズ」もあるそうなのでまた次の機会に「子供用のドレス」についてもまとめられたらと思います。

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