【楽器奏法】呼吸について

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『アーノルド・ジェイコブスはかく語りき』より

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呼吸について。

金管楽器を吹くときに必要な圧力は
トランペットで高音域を吹くときですら3ポンド(約1,5キロ)である。
人間が咳をする時で3,5ポンド(約4キロ)なので、それ以下である。
ほとんどの金管演奏には1ポンド(約500グラム)の圧力があれば十分なのである。 

この時、内部の圧力と外部からの圧力は同じでなければならない。
吸うときも吐くときも無理に力み、圧力を高める必要はない。
フル・ブレスに必要な圧力はわずか3/4ポンド(約350グラム)である。

「who」のシラブルで手の甲に息をふきかけてみよう。
この時のエアの状態が高速で低圧であり、エアの理想的な状態である。

よい呼吸をするにはリラックスした身体が必要である。

リラックスを手に入れるための自然な方法としては、
驚いた時のように「oh」と言ってみたり、
口をあまり広く開けずに、あくびをしてみると良いだろう。

リラックスした状態で、唇で「O」の形を作りエアを吹き出し、
エアが何にも遮られることなく出て行く際のサウンドを聞く。
そして、エアを吸い込むときもそのサウンドが変わらないようにする。 

因みに、この状態で呼吸を行うと、自分は喉が渇くあの感じになる。

そして、息を吐き出す際には両唇から外側へと吹き放つようなイメージをもち、
2フィート(約60センチ)、あるいはそれ以上前方の一点に向かって吹くと考える。

【まとめ】
1、大切なことは、息を動かす方法ではなく、どれだけの量のエアを動かすことができるか。
2、常にエアの量(エア・フロー)は多めに、エアの圧力(エア・プレッシャー)は低めにして演奏する。

金管奏法のカリスマ アーノルドジェイコブスはかく語りき
ブルース ネルソン
杉原書店
2010-07-08

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