謝罪力をつける

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社会人になると必要になる力がある。

それが「謝罪力」だ。

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自分が悪いことをしてしまった時に謝るのはもちろんだが、
そうでない時に謝るシチュエーションというのが結構ある。

今回はそんな「謝罪力」について書いてみる。

理不尽に立ち向かわない

謝罪力を発揮すべき最も大きなシチュエーションが

「理不尽」である。たとえば、

 ① こちらにも言い分(正当性)があるが相手が年上(上司・雇い主)

 ② 自分のやったことではない

などである。

①は若い時に多い。
職場などで、たとえこちらに言い分があったとしても相手が上司のために
謝らなければいけないという状況である。

②は単純な“勘違い”の場合もあるが、いわゆる「濡れ衣」というやつ
「なんで自分が怒られていて、謝っているのだろう…」と思うことになる。

そして、これが更に①と絡んだりしていると、

自分のやったことではないことについて、弁解すらできない。

という危機的な状況になってしまったりする。


「謝罪力」を身につける

この時に必要となるのが今回のテーマである「謝罪力」である。

謝罪=コミニケーション

なので、必ず対象となる相手がいる。

それは、

上司だったり、職場仲間だったり、お客さんだったり…
 
と、いろいろな場合があるだろう。

ただ、ひとつだけ揺ぎ無い事実がある。それが、

「怒っている」

ということである。理由はどうであれ、相手は「怒っている」のである。

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この場合に、とれる方法は

 ① 黙ってスルー
 ② 口論する
 ③ 謝る

の3つしかない。

そして実は、①と②が使えるシチュエーションというのは非常に限られていて、
相手が上司やお客さんといった場合にはほぼ③一択となる。

もちろん自分の中には、

「もやもやするなぁ」
「なんで自分が謝らなきゃいけないんだ」

といった感情があるかもしれないが、それをぐっと飲み込んで謝る。

これが自分が言う「謝罪力」である。

そう、謝罪力とは
「いかに謝罪をするか」
ではなく、
「謝罪することができる力」
なのである。

謝罪の種類

謝罪には2つの種類がある。

①心からの謝罪

これはもう仕方ない。自分に落ち度があるわけだから
誠心誠意謝ろう。

自分に非があるにも関わらず謝れないのは、話にならない。

②形だけの謝罪

ビジネスマンがよくやるやつ。
心はこもってないかもしれないがひたすらに、とりあえず謝る。

この謝罪で場を凌げることもあるが、
やり方や程度を間違えると相手を逆なでしてしまって大変なことになる。

さて、今回の話題となっている「謝罪力」の場合
どちらの種類が適当なのか。

一見すると、自分に非がないのだから「②形だけの謝罪」のような気もするが
そうではない。

かといって100%自分に非がある訳でもないので「①心からの謝罪」も難しい。

もし、無理に「①心からの謝罪」をすると、
心と行動のギャップからストレスを感じることになってしまうだろう。

ではいったいどうすればいいのか。そこで必要なのが次のステップだ。

 STEP1 自分の正当性を受け入れる
 
 STEP2 相手の正当性を受け入れる

 STEP3 自分の非を認める(見つける)

 STEP4 相手の正当性だけを表面化して謝る

たとえば、

【上司の指示で動いていたのにそれが原因で取引先から怒られた】

場合で考えてみる。

STEP1 自分は上司の指示で動いただけなので悪くない
STEP2 取引先からすれば、こちらのミスであることに変わりはないのでこちらが悪い
STEP3 こちらの会社に所属しているのだから自分が悪い
STEP4 「(上司の指示だったことには触れず)取引先が怒るのもわかる」と謝る

社会的にはごく当たり前の対応ではあるが、
STEPを追って謝ることで、

 1.自分の心もすり減らない

 2.謝ることに納得しているから気持ちがこもる 

コツとしては、自分の正当性について
「正しいと思っていても、無理に主張しない」
ということである。 

おわりに

もちろん、このステップを踏んだとしても、
うまく飲み込めないくらい「理不尽」な状況は世の中にいくらでもあると思う。
そういう時は、思いっきり口論するか、縁を切るか、形だけで謝るかするしかない。

ただ、世の中に対して「理不尽だ」と思うということは、

自分の中に世の中が「こうであってほしい・あるべきだ」という

ひとつの価値観があるからこそでもある。

そういった意味では、「理不尽」を感じる人は
何もなく流されるだけの人よりも、世の中と真剣に向き合っている
という気もするのである。
 

なにはともあれ、まずは謝らなくてすむように丁寧に生きていこう。 

少し前に書いた記事です。こちらもどうぞ。
→理不尽な日々に向き合うこと 

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