ラフォルジュルネ・オ・ジャポンを聴きに
5日(最終日)の最終公演に出演した
ナチュール金管5重奏団を聴きに、東京駅のKITTEへ。
このナチュール金管5重奏団、メンバーは
古土井友輝(トランペット)
東野匡訓(トランペット)
小山桜(ホルン)
飯田智彦(バストロンボーン)
芝宏輔(チューバ)
の5人でそのうち古土井、東野、飯田が同級生。
また、飯田以外の4人のメンバーはアンサンブル・ルヴァンでも共演している仲間でもあります。
曲目は、
オシャンゼリゼ
G線上のアリア/バッハ
ユモレスク/ドボルジャーク
楽器紹介
サウンドオブミュージックメドレー
と親しみやすくも本格的なプログラムとなっていた。
また今年のラフォルジュルネのテーマかつこの金管5重奏の名前でもある
ナチュール(自然)に由来したプログラムだった。
(演奏中のナチュール金管5重奏団)
さて、実は今回初めてラフォルジュルネに足を運んだので、その所感を少し。
東京駅のすぐ隣という普段なかなか音楽とは結びつかない施設(KITTE)に
本格的なPAやステージを導入して本格的な生演奏が行われ
そしてそれを街行く人やラフォルジュルネを楽しんでいるお客さんが聴きにきている
この構図がとても素敵だなと感じた。
そこに集まった理由も人それぞれで
昔楽器をやっていた人
たまたま好きな曲が流れて足を止めた人
初めて見てもの珍しさに足を止めた人
なんとなく音楽が聴きたかった人
など本当に様々。
それでもその瞬間にその場所で
文字通り“一堂に会して”ひとつの音楽を楽しんでいる
というのは、とても幸せなことだと感じた。
アンコールでは会場全体を包む手拍子も観客から起こり、
その一体感はやっぱり音楽の醍醐味だろう。
今回はたまたま同級生が出演しているというきっかけで足を運んだが、
会場にあったラフォルジュルネのパンフレットを見ると
他にも楽しそうなプログラムが並んでいたので
(残念ながら今回は全て終演していたが…)
別の公演も見てみたいと思った。
そして機会があれば、
ぜひいつか本場フランスでのラフォルジュルネを聴きに行きたい。