ここ2日の話だが、人は出会うべくして出会うのではないかと思うことがあった。
一人目、
帰りがけに駅前の路上でサックスを吹いている方がいた。
その方は、ホンダの技術者をやめて路上パフォーマンス専門のサックス奏者になったという。
CDも数枚出しており、都内の有名ホールでのリサイタル経験もある。
東京に住んでいれば、どこかの路上で既に出会っていてもよさそうなものだが、
昨日初めて出会った。
二人目、
そしてそこから帰宅するために乗った京浜東北線の車内では、
30歳過ぎてから色々なもの全てを捨てて、東京に出てきたおじさんと偶然隣合った。
三人目、
最後に、今日たまたま見たTEDxの動画では、
北海道で幼いころからの夢である ロケット作りをしている会社の社長さんが、こう言っていた。
「人の出会いには意味がある。神様がそろそろ会っておきなさいといって二人を会わせてくれる。」と。
こうして、文章にしてしまうと平凡な感じもするが、
偶然重なった出会いに、
今、自分が必要としている人に、人は出会うのではないかと感じざるを得なかった。
もちろん、人はそのとき必要な情報についてのアンテナの感度が、良くなってはいるのだろうけれど、
それでも、人は出会うべくして会うのだろうと思う。
そして、この2日で会った3人の方から改めて感じたことを、
3人目の社長さんの言葉を借りてまとめると、
「今できないことをできるようにするのが、夢なんじゃないの」
ということ。
自分に何ができるかはわからないけど、
できなかったことをできるようになるのが、人の生きる醍醐味なのではないだろうか。
最後になったがその社長さんのTED動画を載せておくので、興味のある方はごらんください。